ホテルの部屋から窓越しに撮影しました。
でも見た目よりも鮮やかさに欠ける感じがします。
RAWで撮っているので、空の青さを出すようにいろいろといじりました。
通常のコンパクトなデジタルカメラで撮ったもの(JPEG)はここまで色を変えると、
ノイズが増えてかなり画質が劣化します。
RAWで撮れば画質劣化は極めて少ないのです。
RAWは生データです。
通常撮影する形式はJPEGと言われる形式です。
この2つの撮影形式は魚で例えるならば、
JPEGは撮影した時点で加工・冷凍されている状態です。
この加工済みの魚は料理の幅にはかなりの制限があります。
RAWは、捕らえた魚をいけすにしている状態です。
新鮮な素材のままですから、焼くなり煮るなり思うまま好みの料理ができます。
このRAWについて、RAW現像ソフトの「SILKYPIX」のサイト をご覧いただくと、
理解できるのではないかと思います。
RAWの特性として、魚を生かしておくので大きな水槽が必要になります。
すなわちデータが大きくなるので、同じメモリーカードで撮影できる枚数が
JPEGに比べると減ってしまいます。
また、専用のソフトを使わないと撮影した画像を見ることも現像することもできません。
(デジタル一眼を買えばソフトは付いてきます)
更に、データが大きいのでパソコンでの扱いに時間が掛かります。
でもできるだけキレイな写真を撮りたいとお考えでしたら、
RAWで撮る方が色の再現域も広がるのでおすすめですね。